外国語文章添削

日本語学科の宿題を困っでいますQwQ Part.6

2021/04/02
#0 朱(shu) [GCVYcxA]
Profile
国(地域)籍
台湾
言語
メッセージ
もし、内容でわかりにくいところがあれば、ぜひ教えてください、よろしくお願いします。

P.S. 前回、内容の修正を手伝ってくれたあやみさん、本当にありがとうございました。
添削対象言語
日本語
添削内容
第3章 『あたしんち』分析及び考察

3.1 文化要素の分析

筆者は、Youtubeで公開中の『あたしンち』の第1話から第269話までを対象に、日本文化の様々な要素を分析する。
日本文化のすべての要素を論じるのは難しいので、筆者は2.1と同じように6つの部分に分け、それぞれの小節ではアニメで紹介されている文化的要素を2つずつ取り上げることにした。

(1)風俗習慣:

回数時間軸台詞・状況文化的要素
第1話14:39みかんはクラスメートを家に連れて帰って遊ばせた。3人は玄関に靴を整然と並べて置いた。靴のつま先を外側に向けて入り口のドアに入れる

アニメでは、主人公やクラスメイトが帰宅後、玄関に靴をきちんと置いている様子が描かれる。
また、靴の置き方にもこだわりがあり、つま先を外側に向けて、2つの靴を合わせる。

玄関で靴のつま先を外側に向けて履くのは、戦国時代に武士の間で流行した茶道に由来する。
混沌とした時代に生まれた武士にとって、刀を持って入ることが許されない茶室は精神的な安らぎの空間だが、敵が来るとすぐにダッシュできるように、つま先を外に向けて靴を置くのだ。

現代日本にとってそれは遠い昔の話だが、この習慣は行儀の一つとして残される。

筆者が日本のホテルで実習していた時も実際にこういう場面を見た。客が宴会場に入る時に靴を脱がないといけない。
偶々客が靴を乱雑に置いていれば、職場の先輩は客の靴のつま先を外側向きに置いてあげる、ホテルのサービスの心遣いの一部ということ。
筆者もそこでこういった、言わなくてもわかる習慣に気づいた。

回数時間軸台詞・状況文化的要素
第153話11:11みかんは学校が終わって帰るところ。学校の上履き

アニメを見ていると、日本の学校に入る時、室内用の上履きを履き替える必要があることに気がつける。
外履きを履いて、教室に土足で踏み入れていた台湾とは違う。
ここで、日本の「清潔」という概念が出てくる。

日本人にとって、きれいと汚いの境界線は、家の中と外なのだ。
土やほこりのついた靴は当然ながら不潔とされ、日本人は家に入る前に清潔な室内履に履き替える。

(2)食習慣:

回数時間軸台詞・状況文化的要素
第13話9:55主人公がクラスメイトと味噌汁の具材について話し合う様子味噌汁の具材

台湾にいた頃は、台湾の和食店ではほとんどの場合、味噌汁には豆腐と昆布が入っているのが当たり前だと思った。
しかし、実習で実際に日本に行った時、日本人は味噌汁にいろいろな具材を入れていることがわかり、筆者の既成概念が崩れた。

アニメでは、主人公と同級生が家で作る味噌汁の具について話しているが、その中で、納豆、ジャガイモ、ナス、煮干し、豆の皮など、さまざまな組み合わせを挙げる。
この点は、私が日本でのインターンシップで実際に経験したことと一致する。

回数時間軸台詞・状況文化的要素
第202話2:55テーブルでディナーを食べる家族餃子をご飯のおかずにする

アニメを見てもわかるように、餃子はご飯のおかずとして食べられる。
台湾では餃子は主食だが、日本ではおかずとして提供され、餃子だけを食べる人はいない。
ラーメンに餃子、餃子にご飯という組み合わせを日本料理店で見たことがあるし、コンビニでは焼きそばやパンもあり、日本では二重主食が一般的な食べ方だと言う事が分かる。
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