交流园地

絵巻物

2023/04/21
#0 kiky [J1Q3UWg]
歴史を引き続ぎ、国境を越える――絵巻物
中日は一衣帯水の隣国で、古くから交流があり、人々もお互いの文化に親近感を持っています。教科書に載った「鳥獣戯画」というテストをきっかけに、日本の絵巻についての書類に目を通し、視野を広げました。
絵巻を楽しんで味わったあと、「なんでその時の絵巻は現代のかっこいい効果を使わないで、時間の流れを逆らわせるみたいに不思議な魅力が持てっているのでしょうか。」とよく考えています。
当代の人々の心を掴むのは、画家は絵心があるだけではなく、強い叙事能力を身につけているからです。特に甲巻と乙巻に登場する動物はまるで生きそうだ。人間のようなしぐさ、生き生きした表情と自然の場面展開、絵は至る所に画家の意匠が発現できます。教科書によると、鳥獣戯画という絵巻は日本最古の漫画だそうです。動物や人物をドラマチックに描いて、当時の世を映し出している。動物を擬人化することを通して、蛙たちの助け合いから言って、大和民族の「弱いものを応援すること」「公共心」「武士道精神」など、中世と現代を結び付けている国民性が読み取れます。人間と異なるたちばで、画家は社会現象をもっと客観的に描くことができます。その上に、読者の共感を呼び、自分のしぐさをより客観的に反省することもできます。
では、中国には何か有名な絵巻物がありますか。
中国郵政は2202年に『姑蘇繁華図』特殊切手を発売しました。『姑蘇繁華図』は長さ12メートル余り、清代の宮廷画家・徐揚が完成させたもので、18世紀半ばの江南地方の大都市・蘇州の栄えた様子を描いています。清代中期の蘇州の社会生活に関する重要な研究資料となっています。
文化の伝承と発展を両立させることは難しいですが、これは一つの例として、全国の国民をアピールしています。それだけでなく、農耕文明時代の中国人は「食」に対してこだわりを極めていて、農耕文明を謳歌する『五牛図』も作られていました。一日三食の中に、人々の生活の知恵が含まれて、さらに数千年にわたって積み重ねられてきた中華民族の文化の趣が反映されています。
21世紀に入ってから、インターネットの普及によって、文化交流は一層盛んになってきました。人々に愛され、それぞれの絵巻物もますます活発になり、人類共通の財産になっていくんでしょうか。それからもちゃんと日本語の勉強を続いて、いろんな文化が分かるように頑張りましょう。
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